家電リサイクル法対象

エアコンの処分方法・料金相場

エアコン(クーラー)を捨てるときの選択肢を、 自治体料金・業者相場・処理困難物の扱いの観点でまとめています。

エアコンは家電リサイクル法の対象品目で、自治体の粗大ごみとしては原則処分できません。処分費用はメーカーごとのリサイクル料金と、販売店や回収業者ごとの収集運搬料金に分かれ、室内機・室外機を外す必要がある場合は取外し工事費も別に考えます。本ページでは、買い替え時、処分のみ、指定引取場所への持込、買取の可否まで、エアコン特有の判断点を整理します。

結論(要点まとめ)

  • エアコンは家電リサイクル法対象。自治体の粗大ごみには出せない
  • 費用はリサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費で考える
  • 買い替え時は新しい製品を買う販売店への引取依頼が基本
  • 処分のみなら購入店、指定引取場所、市区町村案内の許可業者を確認
  • 取外しは冷媒や電気工事を伴うため、無理な自力作業は避ける

エアコンを処分する6つの方法

自治体ルートを基準に、料金・手間・所要時間で並べて比較できます。

方法料金目安手間所要時間
1. 買い替え時に販売店へ引取を依頼するリサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費新品設置と同時
2. 購入した販売店に処分のみ依頼するリサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費申込〜回収まで数日〜2週間
3. 指定引取場所へ自分で持ち込むリサイクル料金+振込手数料+必要なら取外し工事費支払〜持込当日
4. 市区町村が案内する許可業者に依頼するリサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費申込〜回収まで数日〜2週間
5. 買取・譲渡でリユースする売却益〜取外し費用負担査定〜引渡しまで数日
6. 無許可の無料回収は避ける依頼しない対象外

1. 買い替え時に販売店へ引取を依頼する

料金目安: リサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費手間: 所要時間: 新品設置と同時

新しいエアコンへ買い替える場合は、購入する家電量販店や販売店に古いエアコンの引取を依頼するのが基本です。配送・設置・取外し・回収を同じ窓口で相談できるため、日程調整と費用確認がしやすい方法です。

支払う費用は、メーカーごとのリサイクル料金、販売店が設定する収集運搬料金、既設エアコンの取外し工事費です。室外機の設置場所が高所、屋根置き、壁面金具、隠蔽配管の場合は追加費用になりやすいため、注文前に総額を確認します。

◯ メリット

  • 買い替えと同時に完了
  • 取外しと回収をまとめやすい
  • 正規ルートで安心

△ デメリット

  • 新品購入が前提
  • 取外し工事費が別にかかる
  • 設置状況で追加費用の可能性

2. 購入した販売店に処分のみ依頼する

料金目安: リサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費手間: 所要時間: 申込〜回収まで数日〜2週間

買い替えではなく処分だけの場合でも、そのエアコンを購入した販売店が分かるなら引取を依頼できます。家電リサイクル券の手続きや収集運搬を案内してもらえるため、指定引取場所へ自分で運べない人に向きます。

取外しが済んでいない場合は、販売店経由で工事を依頼できるか確認します。購入店が不明、閉店、遠方の場合は、市区町村が案内する許可業者や指定引取場所ルートを確認してください。

◯ メリット

  • 手続きが分かりやすい
  • 搬出を任せやすい
  • 家電リサイクル券控えを受け取れる

△ デメリット

  • 購入店不明だと使いにくい
  • 回収日が限られる
  • 工事費の確認が必要

3. 指定引取場所へ自分で持ち込む

料金目安: リサイクル料金+振込手数料+必要なら取外し工事費手間: 所要時間: 支払〜持込当日

エアコンをすでに取り外してあり、車で運べる場合は、郵便局方式でリサイクル料金を支払い、家電リサイクル券を用意して指定引取場所へ持ち込めます。収集運搬料金を抑えられるのが利点です。

室内機と室外機をセットで運ぶ必要があります。冷媒配管や電源工事が絡むため、取り外し前のエアコンを費用節約だけで自力撤去するのは避け、工事業者に依頼してから持ち込むのが安全です。

◯ メリット

  • 収集運搬料金を抑えられる
  • 正規ルートで処理できる
  • 日程を自分で決めやすい

△ デメリット

  • 取外し済みである必要
  • 車と人手が必要
  • 券の記入ミスに注意

4. 市区町村が案内する許可業者に依頼する

料金目安: リサイクル料金+収集運搬料金+取外し工事費手間: 所要時間: 申込〜回収まで数日〜2週間

購入店が分からない、販売店に依頼できない場合は、住んでいる市区町村の家電リサイクル案内を確認します。自治体が粗大ごみとして回収するのではなく、家電リサイクル法に沿った許可業者や指定ルートを案内する形が一般的です。

依頼時は、室内機・室外機の設置場所、配管の長さ、階段作業、取外し済みかどうかを伝えます。リサイクル料金、収集運搬料金、取外し工事費、追加作業費を分けて見積もると比較しやすくなります。

◯ メリット

  • 購入店不明でも使える
  • 自治体案内ルートで安心
  • 自力搬入が不要

△ デメリット

  • 自治体ごとに案内が違う
  • 費用項目が複数ある
  • 予約枠に左右される

5. 買取・譲渡でリユースする

料金目安: 売却益〜取外し費用負担手間: 所要時間: 査定〜引渡しまで数日

製造年が新しく、正常に冷暖房できるエアコンは、買取店や地域掲示板でリユースできる場合があります。メーカー、型番、製造年、畳数、リモコンの有無、室外機の状態を写真付きで伝えると査定が早くなります。

ただし、取外し工事が必要な時点で費用が発生し、古い機種や故障品は買取不可になりやすいです。譲渡する場合も、相手が適切に取外し・運搬できるか、家電リサイクル法対象品であることを理解しているか確認してください。

◯ メリット

  • 売却益が出る可能性
  • 再利用につながる
  • 出張買取なら搬出を任せられる

△ デメリット

  • 古い機種は売れにくい
  • 取外し費用がかかる
  • 成立しないと処分が遅れる

6. 無許可の無料回収は避ける

料金目安: 依頼しない手間: 所要時間: 対象外

エアコンは家電リサイクル法対象品です。無料回収をうたう巡回車や空き地回収へ安易に渡すと、不法投棄、不適正処理、積込後の高額請求につながるリスクがあります。

正規ルートでは家電リサイクル券の控えを受け取り、メーカーへの引渡状況を確認できます。料金がかかること自体は制度上の通常の仕組みなので、安さだけでなく手続きの透明性を基準に選んでください。

◯ メリット

  • トラブルを避けられる
  • 適正処理を確認できる
  • 高額請求を防ぎやすい

△ デメリット

  • 正規ルートは費用がかかる
  • 手続き確認が必要
  • 即日無料の誘いを断る必要

サイズ別の料金目安

サイズ重量目安自治体料金目安備考
壁掛けエアコン6〜14畳用目安室内機8〜15kg・室外機20〜40kgリサイクル料金+運搬料金+取外し工事費
大型・高機能機18畳用以上目安室外機40kg超の場合ありリサイクル料金+運搬料金+取外し工事費高所・特殊設置は追加費用に注意

家電リサイクル法対象品の料金は、自治体粗大ごみ料金ではなくメーカーごとのリサイクル料金と依頼先ごとの収集運搬料金で決まります。エアコンはこれに取外し工事費が加わる点が重要です。

品目固有の注意点

エアコンは家電リサイクル法の対象品目です。対象となる家電4品目はエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機で、自治体の通常の粗大ごみには出せません。費用はリサイクル料金と収集運搬料金を分けて確認し、取り外しが必要な場合は工事費も別項目として見積もってください。

業者依頼で気をつけたいこと

自力での取外しは無理に行わない

エアコンの取外しは冷媒、電源、配管、室外機の固定が関わります。誤った作業はけが、建物破損、冷媒漏れにつながるため、費用節約だけを目的に無理な自力撤去をしないでください。

無料回収・格安回収の追加請求に注意

家庭から出る不用品を回収するには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業許可または自治体委託が必要です。巡回車やチラシで無料を強調する業者は、積込後の高額請求や不適正処理につながることがあります。

業者選びの詳しい確認項目は悪質業者にだまされないためにも参考にしてください。

よくある質問

Q. エアコンは粗大ごみに出せますか?
A. 出せません。エアコンは家電リサイクル法対象品目なので、販売店引取、指定引取場所への持込、市区町村が案内する許可業者などの正規ルートで処分します。
Q. エアコン処分費用は何で決まりますか?
A. メーカーごとのリサイクル料金、依頼先ごとの収集運搬料金、既設品の取外し工事費で決まります。高所設置や特殊配管では追加費用が出る場合があります。
Q. 取り外したエアコンだけ持ち込めますか?
A. 家電リサイクル券を用意し、指定引取場所の受付条件を満たせば持ち込めます。室内機と室外機をセットで確認し、メーカー名や区分を間違えないようにしてください。
Q. 古いエアコンは売れますか?
A. 製造年が新しく正常に動作するものは買取対象になる場合がありますが、古い機種や故障品は難しいです。取外し費用が売却益を上回ることもあります。
Q. 無料回収業者に渡してもいいですか?
A. 避けてください。無許可業者へ渡すと不法投棄、不適正処理、高額請求のリスクがあります。家電リサイクル券の控えを受け取れる正規ルートを選びましょう。
Editor's Selection編集部セレクション

捨てる前に売る・運び出してもらう選択肢

エアコンを処分する選択肢として、状態が良ければ買取で値段がつく場合や、運び出しが大変なときは出張回収業者に依頼する方法があります。

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